僕は適応障害で休職をしていますが、先日、主治医から復職可能との診断が出ました。
復職を判断する際、とある「テスト」が行われるのをご存知でしょうか?
これから復職をされる方は、どんなテスト気になりますよね。
そこで今回は、実際に僕が実施した「復職診断テスト」をご紹介します。
復職診断テスト実施の経緯
休職をしてから3ヶ月。
体調も全快しており、最近は復職に向けたリハビリを行なっていました。
流れはこんな感じ。
・休職直後〜2週間 体調が悪く休養に専念
・3週間〜2ヶ月 体調はだいたい回復し、日常生活に戻れるようにリハビリ開始
・2ヶ月〜3ヶ月 体調は全快、復職に向けたリハビリ開始
そして、先日の通院のことです。
「テスト」と聞くと、拒否感が出てしまうのは、学生時代の記憶からなのか、それともエンジニアの記憶からなのか。
復職診断テストはどのようなものか?
復職診断テストは、A4サイズの紙に無数にあるチェック欄にひたすらチェックを入れていくだけのものでした。
すごく単純です。
チェック欄は、横40・縦50の2000個。
復職診断テストの目的は、「集中力が戻っているかどうかを判断する」だそうです。
復職診断テストの記載ルール
どういうテストかというと、下記と同じ図にチェックを入れていくというものです。
記入していく順番が決まっていて、右から左。
左端までいくと、下の行を「右から左」にチェックを入れていく。
下記の図のような流れですね。
テストを実際にやってみて
似ている図がたくさんあるので、間違えやすいですね。
僕も2行目に入ったときに違う図にチェックを入れてしまっていました。
間違ったことを主治医に伝えると、「ぐちゃぐちゃっと取り消してもらえるといいです」と言われました。
そして、とにかく疲れる。
これは集中力が戻っていないから疲れるのか?
長い・・・なかなか終わらない。
3分の2ぐらい終わったあたりから、早く終わらせたいとの一心で、1つや2つ間違ってても大丈夫だろう、と雑になってしまいました・・・
結局15分ぐらいかかったと思います。
テストの合格ライン
この復職診断テストで見ている点は、「集中力が戻っているか」ということですが、それを判断するための確認点があります。
・スピード
・間違いや漏れ
主治医に合格ラインを聞いたところ、下記のような基準のようです。
スピード:1行あたり21秒で記載できれば合格。
間違いや漏れ:ミスが20個以内であれば合格。
ちなみに、僕は1行18.9秒だったのでスピードは合格、間違いも11個だったので合格でした。
ただ、間違いが10個よりも多かったということで、 「集中力は全快していないので、確認をしっかりしながら仕事をしてください」 と言われちゃいました。
1行あたり21秒ってかなり厳しいと思います。
だって、雑にスピードアップしてやってなんとか達成できるレベルですよ。
漏れなく間違いなくって、慎重にやってたら絶対に無理だよ、コレ。
合格証として診断書をもらう
復職診断テストで合格となったので、ついに復職可能の診断書をもらいました。
いやー・・・全然嬉しくない! もっと休んでいたい。
復職する不安も大きい。
今後の流れ
主治医から復職可能との診断書をもらったので、次は産業医との面談ですね。
産業医との面談で、部署異動の希望を伝えるつもりです。
適応障害は、環境のストレスが原因で発症する病気なので、休職して体調が回復しても、同じ環境に戻ったら病気が再発する可能性が高いんですよね。
そういうことは当然、産業医も分かってくれているとは思うけど。 産業医との面談の記事はこちら。
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