会社を休職した!22個のメリットとデメリットを教えます


「休職した」というと、沢山の質問を受けます。

当時は本当に病んでいましたが、今となっては、(ある意味)いい経験ができたと思っていますね。

同じように休職に悩んでいる人の力になれそうです。

この記事では、私の経験から、メリットデメリットを紹介しますね。


この記事の前提について

まず、私の環境を書いておきます。

同じ環境の人は、とても参考になると思いますが、全く違う環境の人には響かないと思うので。

休職したときの私の環境はこんな感じです。

私の環境
・家庭環境
 既婚・子持ち(幼児)

・仕事環境
 エンジニア。
 上司のパワハラが病気の原因。

具体的な体験談は下記にまとめています。

適応障害の体験談「やっぱり、僕は病気なのか…」

2017.12.13

休職のメリット

体調を回復できる

まずは何と言っても、ボロボロの体を癒すことができるのが良かった点です。

体調って、仕事を続けながらだと、なかなか良くなりません。

 

まとまった休みをとることで、体調は回復しますし、ネガティブ思考も落ち着きます。

私の場合、2~3週間ぐらいで体調は回復しましたね。

生き方・働き方を見つめ直すことができる

体調が回復してくると、今後どんな風に働こうか、何を大切に生きようか、というように人生を考えることができます。

 

私は、体調を崩す前は、仕事重視だったのですが、休職後は、プライベート重視に変えました。

今思えば、なんであんなに必死だったんだろうって思ってしまいます。

家事や育児の大変さを実感できる

お恥ずかしい話なんですが、私は全く家事や育児をしていませんでした…

それが休職となって、まさに主夫になったんですよ。

 

「休職中は自由!何をしてもいいぞ!」

と煽っているサイトが沢山ありますが、私にはそれが当てはまりませんでした。

早く起きて子供のご飯を作って
保育園に子供を送って
掃除や洗濯をして
夕食のメニューを考えて買い出しに行って
夕食を作って
保育園に子供を迎えに行って
子供をお風呂に入れて
子供にご飯を食べさせて
子供に薬を飲ませり歯を磨いたりしたり
子供を寝かせつけたり

こんなことをしていると、1日なんてあっという間に過ぎてしまいます。

今までどれだけ妻に負担をかけていたのだろうと、とても反省をしました・・・

家族との時間が増える

休職に入るまでは、

夜は22時に帰ってきて
風呂に入って、
ネットをして寝て、
朝は7時に起きる
という日々でした。

それが、休職となって一変しました。

休職中は当然、家にいるので、子供や妻と顔を合わせる時間も増えます。

 

今までは子供に

「誰、このおじさん?」

という顔で見られていたのが、今では

「パパー!!」

と笑顔で走ってきてくれます。

働かずして収入がある

休職中は、傷病手当金が入るので、全く働かなくてもお金が入るんですよね。

給料の7割弱になりますが、労働時間ゼロでお金が入るのは嬉しいです。

 

傷病手当金の財源は、毎月の健康保険料なんですよね。

みんなが働いたお金で休職している人を養っているというわけですね。

 

そう考えると、毎月高いお金を払ってきたけど、ちゃんとリターンがあったって思えます。

逆に言うと、健康な人は無駄にお金を払い続けているってことですね…

自由に好きなことができる

私の場合は、家事や育児であまり時間はありませんでしたが、時間に余裕がある人はやりたい放題だと思います。

例えば、

・休日は混雑しているテーマパークに行く
・人が少ない中で買い物をする
・市役所とか銀行・証券会社にも行く

休日は困難なことが、平日では簡単にできます。

休職経験者にアンケート調査をしたので、
参考にしてください。

休職中の過ごし方ランキング【TOP15】アンケート結果を公開中!

2017.11.17

ちなみに私は、家事・育児・ブログ・投資の4つでしたね。

普段はできない長期的な活動ができる

どういうことかというと、1ヶ月とか長い時間を使って何かできるということです。


・海外旅行に行く
・全国一周をする
・ボランティア活動をする
・資格取得に向けて勉強をする
・副収入を得るために活動をする
・起業に向けて活動をする

働いていると、休めても1〜2週間ではないでしょうか?

何かチャレンジする場合は特にオススメです。

休職中、仕事の付き合いがゼロになる

仕事を完全にシャットアウトできます。

職場の人と関わらないので、とにかく楽です。

ただ、休職しても、嫌いな人は嫌いなままなんですよね。

ストレス原因だった人と離れることができる

休職原因の大半が、人間関係です。

復職しても、「ストレスの原因」がいれば、病気が再発する可能性が高いですよね?

会社側もそう考えているので、その人と関わらないように仕事を変えたり、部署異動をしたりしてくれます。

 

休職をすると、会社側も本気で動いてくれます。

本当は良くないけど、転職活動も可能

休職期間中は時間があるので、転職活動をすることも可能です。

本当は良くないけど。

というのは、休職って会社側が

「体調が回復するまで休んでいいよ」

て言ってくれる制度なわけです。

その期間中の転職活動はマナー違反なんです。

 

例えるなら、夫婦が別居をすることになったとします。

「あなたのこと、一度考え直してみたいの」

 

でも、その妻が、新しい旦那の内定をもらったとします。

そして、別居が終わるころに妻は言います。

 

「ごめん、やっぱりあなたとは戻れない」

離婚した妻は、すぐに再婚するわけです。

これって良くないと思いません?

戻る職場が用意されており、仕事には困らない

復職できる職場が用意されています。

当たり前に感じるかもしれませんが、これは実に素晴らしいことです。

休職制度がない会社もありますので、そういった会社で体調を崩した場合は、退職するしかありません。

仕事が保証されているというのは、収入面でとても安心しますね。

仕事量が減り、楽をできる(残業もゼロ)

復帰後の話です。

体調を崩していたわけなので、当然仕事量は減ります。

残業はまずありません。

仕事内容も楽なものに変わるはずです。

周りの人も、病気の再発を恐れているので、無理は言えないという事情もあります。

本当に楽です。

休職のデメリット

社内評価が下がる

残念ながら、社内評価は下がります。

仕事ができていなかったわけですから、当然といえば当然です。

ボーナスは減額されるでしょうし、毎月の給料が減額される可能性もあります。

まぁ、減額されたとしても、成果100%主義の企業でない限り、給料は安定していると思いますが。

出世が遅れる、もしくは出世ができなくなる

これは有名な話で、実際にその通りです。

休職をすると、
これまでの貯金がゼロになるイメージです。

休職をした人を上位者にするのは会社側も躊躇するでしょうね…

周りから病んだ人と見られる

これが結構ありました。
世間体への影響はありますね。

「え、休職していたの?大丈夫?」

というように見られます。

仕事ではこういう気遣いのおかけで、楽な仕事ができます。

しかし、プライベートではメリットはありません

なので、休職の話は広めない方がいいですね。

 

私も誰にも言いませんでした。

休職中に会った友人には、

「最近は仕事が楽になった」

と曖昧に話せば全く追求されません。

生命保険に入りづらくなる

これも有名な話で、事実です。

ただ、誤解がある点もあります。

生命保険の加入条件は一律ではありません。会社によって違います。

下記のようにいろいろな条件があり、休職をしたからと言って、全ての生命保険に入れなくなるわけではありません。


・病気を診断されたら、加入不可
・休職をしたことがあれば、加入不可
・薬を服用したことがあれば、加入不可

いずれにしても、完治してから5年が経過すれば、申告義務がなくなるので保険に加入できるようになります。

保険相談に行くと、無料で調べてくれますね。

持病を問わない生命保険もあるので、一度相談してみることをお勧めします。

適応障害は生命保険に入れないの?加入できる生命保険の一覧を公開中【2018年版】

2018.04.01

働きたくても働けない(残業代が出ない)

私の場合、この考えはないですが、人によってはあるかもしれません。

例えば、住宅ローンの支払いが厳しいときに、

「少しでも残業をして収入を増やしたい」

と言っても、残業をさせてもらえない可能性が高いです。

やはり、会社側は病気の再発を恐れるので、このような残業命令を出せないのです。

休職することになった場合は、今後の収入が減る覚悟が必要です。

休職中に、副収入の方法を考えたり、節約方法を考えておかないと家計が厳しくなるかもしれません…

通院にお金がかかる

休職をしたとしても、毎日が自由になるわけではありません。

定期的に通院が必要になります。

主治医によって異なるとは思いますが、だいたい2~4週間に通院が必要でしょう。

初診は長めのカウンセリングが行われるので3000円~6000円、二度目以降でも1000円~3000円程度は必要になってきます。(薬代含む)

この他にも、電車で通うなら交通費が発生します。

また、会社に診断書の提出が必要な場合は、それだけでも2000円~5000円ほど必要です。

結構お金がかかります。

傷病手当金が出るまでに時間がかかり、一時的に金欠になる

これも休職中の悩みの1つです。

「傷病手当金が入るので、お金は大丈夫だ」

と思われがちですが、傷病手当金はすぐにはもらえません。

3〜4ヶ月後になるという情報もあります。

例えば、4月分の給料が8月に入るということですね。
遅すぎますよね・・・

 

なぜ、こういうことが起こるかと言うと、申請書の処理に時間がかかるからです。

会社に提出したとしても、保険組合への提出が遅れることもありますし、保険組合側で処理が遅れることもあります。

電話などで催促することもできますが、あまり期待はしない方がいいですね…

 

ただ、私の会社では、「給料の仮払い」という制度があったので、月初に提出すれば、当月中に入りました。

庶務担当者に確認してみてください。

希望する業務ができなくなる

復職後は、病気の再発を防ぐために仕事の内容が変わったり、部署異動が行われる場合があります。

このため、自分がやりたいと思っている仕事だったり、得意な仕事だったとしても、その仕事ができなくなる可能性があります。

休職中、孤独を感じる

私の場合は、妻や子供がいたので感じませんでしたが、独身の場合は孤独を感じるかもしれません。

特に一人暮らしだと、平日は友人は仕事をしているわけなので、一日中を一人で過ごさなくてはなりません。

 

社会から取り残された気がするかもしれません。

最悪、引きこもりになってしまう可能性もあるので、積極的に外出し、人と関わる機会を設けることをお勧めします。

休職中は実家に帰る人も多いですね。

休職・復職の手続きが面倒

会社によるとは思いますが、私の場合はものすごく面倒でした。

休職や復職をする際は、上司や産業医との面談だけでなく、事業部長との面談もありました。

 

また、復職後も、厚生労働省が推奨する復職プログラムがあり、面倒なことだらけです。

周囲からの監視も強くなった気がしますし、新人時代に戻った感じですね。

休職や復職の手続きはこちらの記事で詳細をまとめています。

復職の手続き4つを紹介します。診断書・面談・書類・挨拶【3分で分かる!】

2017.10.19

休職の手続き4つを紹介します。診断書・上司・産業医・書類【3分で分かる!】

2017.10.19

さいごに

休職のメリットとデメリットを紹介しました。

ざっとまとめると、下記のようになります。

メリット
・体調を回復できる
・生き方・働き方を見つめ直せる
・家事や育児の大変さを実感できる
・家族との時間が増える
・働かずして収入がある
・自由に過ごせる、好きなことができる
・普段はできない長期的な活動ができる
・休職中、仕事の付き合いがゼロになる
・ストレスだった人と離れることができる
・本当は良くないけど、転職活動も可能
・戻る職場があり、仕事には困らない
・仕事量が減り、楽ができる
デメリット
・社内評価が下がる
・出世が遅れる
・周りから病んだ人と見られる
・生命保険に入りづらくなる
・働きたくても働けない
・通院にお金がかかる
・一時的に金欠になる
・希望する業務ができなくなる
・休職中、孤独を感じる
・休職・復職の手続きがめんどくさい

人によっては、他にもあるかもしれません。

なお、休職する期間で悩むかもしれませんが、私は3ヶ月以上の期間を勧めています。

その理由は下記記事に書いています。

短くしないで!適応障害の休職期間は3ヶ月以上ほしい理由

2018.05.11

以上、ご参考になれば幸いです。

いつも読んでいただきありがとうございます。
下記クリックで応援いただけますとブログ更新の励みになります。
ブログランキング・にほんブログ村へ
注目のランキングへは下記リンクから!
ブログのランキングはこちら






ABOUTこの記事をかいた人

「さばくびと」を運営している30代前半のリーマンブロガー。抱えた借金は770万円。サービス残業の嵐を受けて休職した経験も…借金や病気といった悩みを中心に書いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA