「仕事ほどほど人間」になりきれない人へ、最重要スキル【エッセンシャル思考】

最強の思考法「エッセンシャル思考」

一昔前は、「仕事=人生」っていう人が多かったかもしれないけど、最近は「仕事はほどほどでいい」って考える人も多いよね。

今は、働き方…というか生き方が多様化して、いろんな選択ができる。

だから、「仕事に人生を捧げます」っていう仕事人間がいてもいいと思うし、「仕事はほどほどでいい」っていう”仕事ほどほど人間“がいてもいいと思うんだ。

(ちなみに僕は、仕事ほどほど人間)

 

いろんな生き方があっていい…とは言ったものの『ほどほどに働く』って、けっこう難しいんだよね。

いや、だってさ。

自分がどれだけ仕事を早く終わらせても、新しい仕事を振られたりするじゃない?

頑張っても仕事は減らない。

むしろ、頑張れば頑張るほどに仕事が増える…そう感じたことあるでしょ?

僕は『ほどほどに働きたいのに、ほどほどに働けない!』ってずっと悩んでた。

あなたも似たような悩みを持ってるのなら、オススメしたいものがある。

それは”エッセンシャル思考“っていう考え方。

これから詳しく紹介していくけど、働き方だけじゃなくて生き方にも影響を与えるぐらいの重要なスキルだと思ってる。

僕はこのスキルを実践してからは、残業時間はゼロ、ストレスの大きな仕事を抱えることもなくなったんだ。

ということで、はじめようか。

 


仕事ほどほど人間の最重要スキル『エッセンシャル思考』

仕事ほどほど人間“になろうって思った時、おそらく『残業をせずに帰る』ってことを考えるよね?

残業をすればするほど、プライベートの時間は削られちゃうから、この考え方は正しいと思う。

 

じゃあ、どうやって残業をしないようにする?

A.仕事の効率を上げる
 例)10時間の仕事を8時間でこなす

B.仕事を減らす
 例)10時間の仕事のうち、2時間の仕事を断る

 

ほとんどの人って、『A.仕事の効率を上げる』ことを選ぶんだよね。まぁ、僕もそうだったけど。

でも、仕事の効率を上げれば上げるほど忙しくなるという現象が起こる。

 

なぜか分かる?

 

もうちょっと分かりやすく例えてみよう。

家から同じ距離にマクドナルドの店舗が2店あるとしよう。

あなたはどっちの店舗に行くかな?

A店は、ハンバーガーが1分で出てくる
B店は、ハンバーガーが5分で出てくる

価格や接客に違いがなければ、ハンバーガーが早く出てくるA店に行くでしょ。

他のお客さんも同じこと感じるよね。
「A店の方がいい」って。

当然、A店には多くのお客さんが集まる。
お客さんが多いってことは、店員にとっては忙しいってことだよね?

 

そう、不思議なんだ。

仕事の効率を上げれば上げるほど忙しくなるんだよ。

でもこれは、仕事がデキる人に頼みたいという、お客さん(会社では上司や顧客)にとっては当たり前の心理なんだ。

 

もちろん、仕事の効率がいい人は賞与とか昇給という形で評価されるんだろうけど、僕たちが望んでることってそれじゃないよね?

そう、僕たちは早く帰えるために効率を上げたんだ。

なのに、効率を上げたがばかりに、仕事量が増えて残業をせざるを得ない状況になる。

 

だからさ。

僕たち、仕事ほどほど人間が選ぶべき道は、『B.仕事を減らす』しかないんだ。

そう。

これこそが『エッセンシャル思考』。

仕事の効率を上げるんじゃなくて、仕事の量を減らすんだ。

エッセンシャル思考とは?【3つの行動】

エッセンシャル思考画像

エッセンシャル思考っていうのは、米国コンサルティング会社のCEOが提唱した思考法のことで、2014年に書籍が発売されてからは20万部を越えるロングセラーを記録している。

そんなエッセンシャル思考の本をみると

 『99%の無駄を捨て1%に集中する』
 『最小の時間で最大の成果を出す』
 『より少なく、しかしより良く』

こんなカッコいい言葉が並んでいる。

なんかカッコいいな!っと思ってたけど、本を読み込んでみると、この本が言いたいことはたった1つしかないことに気づく。

それは「無駄なことはしないで、必要なことに注力しましょう」というもの。

残りのページは、具体例の紹介だけ。

 

分かりやすく超要約してみよう。

エッセンシャル思考(超要約)

目的達成のための手段
 →無駄をやめて必要なことに注力しよう

 Q.どうやって無駄を見極めたらいいの?
 A.①無駄の見極め方

 Q.無駄を無くすにはどうしたらいいの?
 A.②無駄の捨て方、③無駄を無くす仕組み

 

ぜんぜん難しい話じゃないでしょ?

だけど、この①〜③ができるようになると、本当に世界が変わる。

“仕事ほどほど人間”が身につけるべき最重要スキルだと思うんだよね。

ということで、これからはエッセンシャル思考の3つ行動について紹介していこうと思う。

エッセンシャル思考の3つ行動
❶無駄な仕事を見極めよう
❷無駄な仕事をやめよう
❸働く環境をつくろう

 

行動❶:無駄な仕事を見極めよう

繰り返しになるけど、エッセンシャル思考は『仕事を減らす思考法』。

だからまずは、どの仕事を減らすか…つまり”どの仕事が無駄なのか“が分かる必要があるよね?

(ちなみに、会社は無駄な仕事ばかりだから、言われたままに行動すると時間がいくらあっても足りない)

 

かといって、難しいことをやる必要はないよ。

無駄な仕事の見極め方
・ToDoリストで無駄なものを削る

・行動記録から無駄な作業を振り返る

これだけ。

 

少し具体的に紹介しておこう。

 

まずは、何も考えずにToDoリストを作ってみよう。

そのうえで、一瞬でも「要らないかも?」と思った作業は削除する。

 

例えば、「上司に頼まれたこの作業…新人のAさんに頼まれたとしたら、私はやるだろうか?」などと、依頼した人を変えてみると、判断がしやすくなると思う。

 

また、ToDoリストに無い作業をしていることも多いので、実際の行動を記録することも大切。

そして、1日の最後10分ほどを使って、無駄な作業はなかったかを振り返る。

 

これを続けると、自分がどういう無駄な作業をしているかが分かるようになってくるはず。

僕の場合は、苦手な相手に対する資料準備やメールの作成に時間がかかっていることに気づいた。

 

あ、当然だけど、『必要なものを考える時間』を確保することが一番大切。

朝バタバタして作業の見極め時間を取らなかったり、帰りに疲れたからと振り返りの時間を取らないのはNGだからね。

行動❷:無駄な仕事をやめよう

さてさて。

あなたが自分の仕事をチェックして「これは無駄だなぁ」と感じたとしよう。

しかし、その段階で作業をやめるのは、かなり難しいんじゃないかな?

感じたことがあると思うけど、相手から仕事を引き受けてから時間が経てば経つほどに断るのは難しくなる。

 

だから、仕事を断る最良のタイミングは『依頼された時』なんだよね。

とはいえ、「これお願いできる?」と言われたときに、断るのも難しいと感じる人も多いと思う。

僕も同じで、「あ、はい…」と流されてしまうことが多かった。

 

だからそんな時には、『断るテクニック』をいくつか知っておくと便利。

断るテク1:とりあえず黙る

相手が気まずくなって「あ、無理そうだ」と思わせるテクニック。

「ごめん、忙しいか…」と相手に言わせたら勝ち。

「すみません…」と返せば終了だね。

断るテク2:代替案を出す

代替案では、納期や人を変えるのが王道。

「来週でもいいですか?」
「手が空いてないので、Aさんにお願いできますか?」

それと、負荷を見積もるときは、”1.5倍”で考えるのが良い。

(2日でできそう作業なら、3日で提案する)

断るテク3:予定を確認して折り返す

反射的に「はい」と言ってしまいがちな人に有効な手段。

何かを依頼されたときは、とりあえず「予定を確認します」と言っておけばいい。

後ほど「やっぱりダメでした」と断りを入れて、代替案に繋げることも可能。

断るテク4:優先順位を判断してもらう

仕事を引き受けざるを得ないときは、「どれを後回しにしたらいいですか?」と相手に聞けばいい。

上司や顧客からの依頼に対して有効なテクニック。

ただ、このテクニックを使う場合は、抱えている作業を把握しておく必要があるけど。

断るテク5:冗談まじりに断る

仲の良い相手に対して有効な手段。

例えば飲み会に誘われたときに「今日は○○の発売日だから無理!」と言ってみる。

(”飲み会に参加しないキャラ”として印象付ける際にも有効)

 

 

いくつか例を挙げたけど、なかなか難しいだろうから訓練は必要だと思う。

 

だけど、次に説明する『環境』を作ってしまえば、断る必要さえも無くなる。

行動❸:働く環境をつくろう

仕事ほどほど人間』を実現するために、わいて出てくる仕事を毎回断っているとそれだけで時間を奪われる。

だから、断らなくていいような環境が作れればいいと思うよね?

環境づくりのためにすべきことは下記の2つ。

 1.目標を定義する(”ほどほど”とは?)
 2.無意識にできる環境を作る

 

つまり、『ほどほどを定義して、それ越える仕事はやらないように環境を作る』ということ。

1.目標を定義する

『ほどほどの仕事』は、自分にとってどれぐらいの仕事なのかを定義してみよう。

できれば、定量的に(数字で)定義してほしい。

 

例えば、仕事の大きさ残業時間で考えると、ある程度は定量的に考えることができる。

僕の場合、下記の2つを”ほどほど”と定義している。

(例)ほどほどの仕事

 仕事の大きさ:担当案件は5000万以下

 仕事の時間 :残業は10時間/月以内

2.無意識にできる環境を作る

目標を決めたら、自分が意識しなくても、その目標を達成できるような環境を考えてみよう。

僕の場合は下記のような環境をつくった。

(例)僕がつくった環境

 仕事の大きさ:担当案件は5000万以下

 →精神疾患の経験を理由に管理職を辞退
 (大きな仕事は担当できないことを主張)

 

 仕事の時間:残業は10時間/月以内
 →時短勤務を申請。
 (制度上、残業は不可)

極端な例だと感じるかもしれないけど、自分が望む働き方を手に入れるための最も有効なアクションだったと思う。

だって、この環境をつくってからは、大きな仕事に割り当てられることもなく、残業時間もゼロだからね。

(定時直後の”帰りづらい”という感覚とも無縁となった)

 

 

僕は断ることが苦手な人間なんだよね…

トラブルが発生すると、担当者を残して退社できない人間だから、担当範囲が広がれば広がるほどに帰れなくなってた。

だから、僕のような断ることが苦手な人間であればあるほど、『仕事を振られない環境づくり』は重要だと思う。

エッセンシャル思考の評判

前述した通り、エッセンシャル思考は、20万部を越えるロングセラーを記録してるんだけど、実践者からも高い評価を得てるんだよね。

ここに全部挙げると何ページにもなっちゃうから、少しだけ紹介したいと思う。

 

 

 

 

 

 

評判
 ・今すべきことが分かるようになった
 ・自分の時間を大切にできるようになった
 ・自己肯定感が上がった
 ・生産性が圧倒的に上がった
 ・他人に流されなくなった

 

このような高い評価がある一方で、
 「依頼を断ることが何よりも難しい」
 「断ることができれば苦労しない」

との声もあるけどね。

それには本当に同意。完全に同意。

だからこそ、本に書いてあるように『断りやすい、あるいは断らなくていい環境をつくる』ことが大事になると思う。

(参考)現代は『仕事ほどほど人間』が6割以上

平成30年版 子供・若者白書
引用:内閣府「子ども・若者白書 2018年版」

 

そういえば、仕事ほどほど人間ってどれぐらいいるか知ってる?

内閣府の調査で、今は『6割を越える人が”仕事ほどほど人間”』だということが分かったんだ。

(仕事を重視したい人は、わずか13%ほど)

 

ざっくり言うと、3人に2人は、あなたと同じ”仕事ほどほど人間“だからね。

10人のチームなら6人、30人の部署なら20人…多くの人は私生活を大切にしたいと思ってるんだ。

だから、「ほどほどに働きたい、なんて言ったら批判されるかも…」なんていう心配は要らないから。

【まとめ】”仕事ほどほど人間”のエッセンシャル思考

最後にまとめておこう。

 

まとめ
❶無駄な仕事を見極めよう
 ・ToDoリストで無駄なものを削る
 ・行動記録から無駄な作業を振り返る

❷無駄な仕事をやめよう
断るテクニックを身につけよう
 1.とりあえず黙る
 2.代替案を出す
 3.予定を確認して折り返す
 4.優先順位を判断してもらう
 5.冗談まじりに断る

❸働く環境をつくろう
 1.目標を立てる
 2.無意識にできる環境をつくる

 

“仕事ほどほど人間”になりたい人って本当に多いんじゃないかな。

今は6割ぐらいの人が「ほどほどに働きたい」って思ってるみたいだけど、数年後は7~8割ぐらいまで増えていくと思う。

だから、ほどほどに働くための”仕事を減らすスキル“って本当に重要なスキルになるはず。

 

それに、エッセンシャル思考を実践していると、人生そのものを良くしてくれると思う。

エッセンシャル思考が身についた人生

・迷わない
 →無駄が消えて、自分がやるべきことが見えてくる

・流されない
 →やるべきことが見えるから、自分の意志で人生を決められる

・日々が楽しくなる
 →自分の意思で人生を決められるから、毎日が充実する

 

エッセンシャル思考をもっと詳しく知りたいという方は、下記の書籍を読んでみてください。

僕の人生に大きな影響を与えた一冊です。

 

 

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「さばくびと」を運営している30代前半のリーマンブロガー。抱えた借金は770万円。サービス残業の嵐を受けて休職した経験も…借金や病気といった悩みを中心に書いています。

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