適応障害…僕の病気です。
病気の記事は読みづらくなる傾向があるので、ストーリー形式で話を進めています。
今回の記事が最終話となります。
最終話は「復職と支え」。
それでは、どうぞ。
登場人物紹介
今回の話に登場する「さばくびと」のキャラクターです。
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前回までのあらすじ
ハードワークと上司のパワハラによって体調を崩した主人公。
「適応障害」と診断され、3ヶ月の休職となった。
休職後は体調も回復し、復職に向けてリハビリを開始。
そして、ついに休職が終了する…
復職診断
休職してから2ヶ月半が過ぎたころの話だ。
通院すると、復職診断テストを行った。
集中力の戻りを定量的に診断するものらしい。
・・
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ただ、集中力が完全には戻ってないから、確認はしっかりしてね。


部署異動が叶うかどうかだね。


何か変わった?
休職して変わったこと

家族と過ごす時間が増えました。


子供も「誰?この人」って感じだったんですが、今はとても懐いてくれてます。

好きなものは好き。
子供って、すごく素直だよね。

あとは、働き方を考え直すことができました。


でも、よくよく考えてみると、単に「認めて欲しかった」んだなって。


能力以上の仕事も引き受けて、
結局、いろんな人に迷惑をかけて、
自分は体調も崩して。
何やってんだろって…

評価を気にすると、自分らしい行動ができなくなるよね。

周りの目を気にしてばかりでした。
言いたいことが言えない。
やりたいことができない。


でも、少しずつでも直さないと、
自分らしい生き方ができないと思ったんです。

食べたい、寝たい、休みたい。
本能に従えばいいのよ。
我慢し続けて、
ボロボロになるって損じゃない。

少しずつ、変えていきます。



ストレス、溜めないようにね。
部署異動について
その後、
人事部との面談が設けられた。
元の職場に戻るのか、それとも部署異動の希望があるのかを確認するためだ。
僕は、はっきりと部署異動を希望した。
元の職場がどう思おうが知ったことではない。
自分がどうしたいかを考えた結果だ。
意外にも、難色を示すこともなく、僕の異動は認められた。
3ヶ月の休職を会社は重く受け止めたらしい。
新しい部署では、ゼロからのスタートになる。
知識もなければ、人脈もない。
砂漠のような過酷なところかもしれない。
エピローグ



休職したっていうハンデもあるし。

でも、仕事だけに注力するのはやめるんだ。


だから、仕事だけに没頭するって
リスクが高いなって思ったんだ
他の支えがあった方がいいって。


ブログとか投資が楽しいんだ。


それに…家族の大切さも感じた。
いろんな人に支えられてると思う。




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いつもありがとう

急に!

こうして僕は復職した。
しかし、新しい職場でもキツイ仕事が待っているのだった…
今日も残業制限を無視。
それよりも、顧客から怒鳴られたことのダメージが大きい。
休職中に割り切り方を考えてたんだけど、そう器用にできない。
その後は生産性がダダ下がり。そして、家に帰ってからも憂鬱な気分が続いてる。
やばいなー。完全に治ったと思ってたけど、すぐに殺られるかも。— てく@借金/復職 (@sabaku_bito) 2018年3月29日
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適応障害の連載はこれで終了となります。
ネタができたら、また書くかもしれません。
報告記事は続けていきますので、そちらをご覧いただければ幸いです。
今後とも
「さばくびと」をよろしくお願いします。