「放置してもアクセスが増えるブログにしたい」
ブロガーならそのような思いになるでしょう。
実は、前に作った放置ブログのアクセス数が右肩上がりに上昇しているので紹介したいと思います。
「放置しても検索流入を得られるノウハウ」をまとめますよー
ブログの概要
20日ほどで作成したブログです。
1日1記事を作成し、どの程度の流入が得られるのかを調査しました。
記事数:21
文字数:平均4128文字
作成期間:2017年9月7日〜9月26日 (20日間)
20日間で21記事を作成した後は放置していました。
ブログ村などへの登録はしておらず、TwitterなどのSNS流入も行なっていません。検索流入だけです。
また、集客をするには、「初期流入」と「リピート」の2つが大事ですが、今回のブログは、コンテンツの性質上「リピート」を集めることを諦めました。
記事の作成要領
検索流入を主とするため、とにかくキーワードの選定とコンテンツを重視しました。
キーワード選定:検索数がほど良くあり競合相手が弱い
ブロガーなら誰でもやっている方法です。
NO | 手順 | 残ったキーワード数 |
---|---|---|
1 | キーワードの一覧データを入手(Wikipediaなど) | 8,681件 |
2 | 月間検索数が500件以下のものは除外 | 368件 |
3 | 検索してみて競合相手が多いものは除外 | 105件 |
このような方法で選定しました。
結果として、105個の記事ネタを手に入れたわけですね。
検索数が500件以上で、競合相手が弱いキーワードなので、キチンと書けば必ず流入数は確保できます。
ちなみに、8681個のキーワードを1件1件調べるのは面倒なので、検索数を自動取得するプログラムを作成しました。
記事タイトル:思わずクリックしたくなるタイトル
良いキーワードで記事を作成したとしても、検索1位に表示されるのは困難ですよね。
なので、思わずクリックしたくなるタイトルをつけることも大事だと感じていました。
ただ、個別に考えるのも面倒・・・
ということで、全記事のタイトルに「知らないと損!」を付けました。
普通、全記事に同じ文言が付いていると違和感があると思いますが、今回のブログは「リピート」を意識しないため、いかに検索流入を上げるかに注力しました。
記事内容:テンプレートを作成して個別に考えない
記事ごとに内容を考えるのが面倒だったので、テンプレートを作成して、そのテンプレートに沿って本文を埋めていけばOKというスタイルです。
ただ、その本文を埋めるにしても、調査が必要なので楽ではありませんでした。
また、見やすいように表で整理したり、外部リンクを充実させたので、記事作成にも時間がかかりました。
調査で2時間、記事作成に2時間といったレベルです。
開設1ヶ月目のアクセス数と収益
開設1ヶ月目のPV数はこんな感じ。ほとんど横ばい。

PV数:2178
アドセンス収益:200円ぐらい
開設2ヶ月目のアクセス数と収益
開設2ヶ月目は記事の更新ゼロ。
ですが、検索流入は右肩上がりでした。

PV数:4996
アドセンス収益:2000円ぐらい
全く記事を更新していないにも関わらず、PV数は2.5倍、アドセンス収益は10倍になりました。
放置ブログでも右肩上がりの収益を確保する方法
この実験結果よりわかることは、「ブログは更新しなくとも、流入数が上昇し、収益を得られる」ということ。
もちろん、そのために重要な点もあります。
①大量のキーワードから機械的に良いものを選ぶ
やはり、キーワードは大事ですね。
グーグルアナリティクスやグーグルコンソールを見たところ、狙ったキーワードでサイトに来てくれています。
競合相手が少ないキーワードを選んだのも良かったですね。
ただ、キーワードを選ぶのって結構大変です。
なので、キーワードを大量に仕入れて、そこから検索数を自動取得するプログラムを作れば、いいキーワードを簡単に見つけられます。
②思わずクリックしてしまうタイトルをつける
調べたところ、検索結果の1位に表示されている記事は1件もありませんでした。
それなのにも関わらず、流入数が得られているのは「タイトルの良さ」と考えられます。
今回の記事もそうですが、「知らないと損」といった見たくなるタイトルは良いですね。
日本人は「特することよりも、損することを嫌う」という心理に基づいたタイトルです。
日頃から私は、ネットで興味もないのに見てしまった記事のタイトルをメモするようにしています。一部をご紹介します。
・仕事をしてると自分が嫌いになってくる…嫌いになる原因は〇〇にあった!
・【ねぇ、××閉めて…】男が職場で興奮した「女子社員の言葉」4選
・橋本環奈「鼻毛?ないですよ」
・北海道警がNHKを出入禁止にした理由
・神戸製鋼の不正発覚で内定者悲鳴「人生台無しにされた」
・グーグル面接での”最悪の答え”とは?
【ねぇ、××閉めて…】男が職場で興奮した「女子社員の言葉」4選
↑ このタイトルってズルイと思いません?男性はクリックしちゃいますもん。
③今後の競合発生に備えてコンテンツは充実させておく
1記事あたり平均4000文字なので、普通のブログよりも多いですね。
今後、競合相手が増えたときに、充実しているコンテンツでないと負けてしまうので、強い記事を作っておくことは大事ですね。
これも1つ1つ書き方が違っていると大変なので、テンプレートを作っておくと楽です。
放置ブログにした理由
流入数は右肩上がり、記事ネタもまだ80個ぐらいはあります。
普通ならもっと記事を書いてブログを成長させると思うのですが、私は更新する気力を失いました。
それは、自分が興味のないジャンルだったから・・・
「このジャンルを書けば流入数を確保できる」と閃いたわけですが、「調査2時間、記事作成2時間」ということで、1記事あたり4時間もかかるんですよね。
好きなジャンルだったら、耐えられるかもしれませんけど、全く興味のないジャンル。
興味のない作業を延々と繰り返すのは苦痛でしかありませんでした・・・
ということで、ブログ更新をやめて「放置ブログ」としたわけです。
今後の方針
とはいいつつ、記事作成を外注化してもいいかなーと思っています。
元々、記事はテンプレート化しているので、誰でも書けるようにしています。
ただ、表にまとめてもらったり、外部リンクを揃えるのは大変だろうなーと思うんですよね。
やってみないとわかりませんが、テンプレートを簡略化すべきかもしれません。
もう一つ気になっているのが、外注費。
1文字あたり1円〜2円が相場と考えると1記事あたり4000円〜8000円にもなってしまうんですよね。ちょっと高い。
うーん、利益を全て次の記事作成に回せばいいのかもしれないけど。悩んでいます。
とりあえず放置して、アクセス数と収益を分析することとします。
以上、ご参考になれば幸いです。
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